業(3)

925 :916:2008/11/12(水) 10:37:12 id:VFmdt4PO0
曾爺ちゃんは村にはあまり長居したくなかったそうで、
旅費位にしかならない報酬を貰った後は、
来たときと同じように、地元の議員さんやら有力者に挨拶をすましてから、一人で家に帰った。
そして、家族に男の髪が入った箱をみせて、この話をしたそうだ。
もし自分が祟りで倒れた場合に、この髪の供養を続けて貰わなければならないから。

この件で、曾爺ちゃんが坊主を辞めなくてはならなかった理由は、
曾爺ちゃんがやった方法は、呪い返しに近い方法であって、
それがお偉いさんにしれた時に、世話になった上司?の立場をかなり悪くしてしまったからだそうだ。
何か歴史物では、お偉い坊さんが権力者に頼まれて呪ったりする話が有ったりするが、
下端の坊主が何かすると厳しいのかな?

まぁ大体こんな感じの話。文章が稚拙ですまない。


926 :本当にあった怖い名無し:2008/11/12(水) 10:56:00 ID:4qbcqgPl0
>>916
ありがとう!
こんな複雑な話、なかなかこんなうまくはまとまらないと思う。
久々に読みごたえあるのが来てゾクゾクしたよ。
今おうちは大丈夫なの?
なんか影響とかなければいいんだけど。


928 :本当にあった怖い名無し:2008/11/12(水) 11:30:10 id:YLLZP8Ai0
>>916
いつもは長い話はスルーしてるけどすごく興味深く、惹き込まれて読んでしまった。
あと読みやすかったよ。
その髪の毛、今はどうしてるの?


929 :本当にあった怖い名無し:2008/11/12(水) 11:34:35 id:OKebdCUT0
>>916 お疲れです。すごく面白かった。
その後男性の呪いは、曾爺ちゃんに向かなかったのでしょうか?
頭髪はおじいちゃんも見たことがあるのかな?
他にも話があるなら是非読んでみたいです。


930 :916:2008/11/12(水) 11:52:13 id:VFmdt4PO0
あう、こんなに反応があるとは。何だか申し訳ない。
>>926,928,929 
うちの家系には、祟りのようなのは無いっぽいです。
髪の毛は結局、話に出たカメに入れて埋めたらしい。
話に書いた当代が、その男の人の墓を盛り土じゃなくて墓石やら置いて綺麗に作り直した時に、
当代の家系が供養をちゃんとやってるから、それなら呪物化した物をあまり家に置くのは良くないって事で、
曾爺ちゃんが戻したらしい。
犬神とかの話からすると、呪物を祀ってると地獄行きらしいですからね。