裏S区(番外編)(9)

859 :763 ◆MOBqqkAfh6 :2007/03/15(木) 06:17:57 id:nyVgvoIt0
本当かどうかは一切不明だけど、Kという友人は信用できるので、俺は本当だと思う。
それと、この年になるまで『裏S区の人間は怖い』と大人に言われているのは、
暴走族や不良がかなり多く、
又、精神病が近くにあるため、良くある噂で、『患者が外を歩き回ってて殺人事件が多い』とか、
精神病院の施設の中に、多数の患者が無残な死に方を強いられているとかの噂により、怖がられてると思ってたけど、
この年になり色々事情が分かってきて、何故裏S区と言われているか、
そして怖がられているかが、かなり分かってきた。
それ(色々な事情の事)が、差別をされるだけの事情になるのかどうかはわからないけども、
それが原因で恐れが生まれて避けられている、と言うのはどうしようもないような気もする。
又、この年齢になってからだけど、
裏S区についての怖い話、奇妙な話、奇怪な言い伝えをかなり聞くようになっていた。
(高校時代は全く知らなかったような事です)

今現在は新S区と名前を変えて、新興住宅や大型マーケット等も段々建ってきてるけども、
その地域だけは未だに街灯も無く、葬式や冠婚も独自のやり方でされており、
就職もそこの住民は、そこの地域にある職業についてる。
(酪農、農業、漁業って感じ。もちろん、普通に就職する人もいますので悪しからず)


860 :763 ◆MOBqqkAfh6 :2007/03/15(木) 06:19:27 id:nyVgvoIt0
ただKの話と俺の話では、『××××』と呼ばれる存在が異なっている。
AやBさんの話では悪霊。Gやその家族からしたら神さま?
この違いが、どういうことを表してるのかは不明。
名前が思い出せればいいのかも知れんけど、
経験上では思い出さないに越したことはないんだと思うので、一切思い出す気はない。
この地域の奴等に聞く度胸もないし、言わないと思う。
一応九州地方にある地域なので、わかる人もいるかも知れませんが、当たってても何も言いません。

ただし、AとBさんの話と、Gさんとの認識の中に重なる点があり、
又、Hのアニキの死が本当の話なら、××××が何から生まれるか。何なのか。
は、風土的なもので、大体の予想もつくかと思います。
(まぁ俺の中での予想なので、本人達はどういう教えを受けてるのかは微妙)


861 :763 ◆MOBqqkAfh6 :2007/03/15(木) 06:22:43 id:nyVgvoIt0
それと追記として、Kの話に出てくる人の一人が、とり憑かれたのかは不明だが、
Kが高校2年になった時に死んだらしい。(これも俺には真実は不明)
誰かはわかると思うが、Gの兄貴。何故死んだかは本当に不明。
ただKが高校2年以降に、同学年の結構な人数が休んで、葬式に参加する事件があったらしい。
俺は既にこのときには転入していたので、そんな事も知らないし、Gとも別に仲良くなかった為知らない。

ただ、何故『誰かはわかると思うが』って書いたかというと、
Kの話の中に矛盾な点があるので。(アクマでKの話どおりなら)

1つ目は、Gの兄は見えるべき人ではないのに、見えてたということ。
○○家(Aの苗字)の家系は見える可能性が高い。
それは俺の経験でもわかるけど、家出届けとかにあいつ等と書いたりと普通に出来る家系であり、
BさんやCさんにもわかったみたいだし。
それと、Gの兄とHと友人等とGとKで、Yの家に行く時の会話上からも、何となくそんな感じがする。
つまり、Gの兄は見えてた。見えるべきではないのに、見えてた。


862 :763 ◆MOBqqkAfh6 :2007/03/15(木) 06:23:28 id:nyVgvoIt0
2つ目は、Hの兄の葬儀の際にGの兄が居たとのこと。
これはあり得ない。Kがバスに乗るまでの間Gの兄は家に居たし、それ以降はGの兄を見かけてない。
もしKが俯いてた時にバイクが通ったなら、聞こえたはずだ。
なぜなら、外でケタケタ笑ってる音や、「ギギギギギギギギイギギギギ」って言う音に、
「あはははははは」の混じったコエも聞こえるのであれば、バイクの音は聞こえてるはずだから。
なのに、Gの兄は笑ってた。ケラケラケタケタと、Hの兄の葬儀の場で笑ってた。


863 :763 ◆MOBqqkAfh6 :2007/03/15(木) 06:25:01 id:nyVgvoIt0
駄文で申し訳ないです。
またかなりの長文になってしまい、わざわざ読んで頂いた方ありです。

ただ何度も言いますが、これは俺の体験談とは全くの別物です。含まれては居るものの"別物"です。
Kからの話を聞いてのことが軸になってるため、本当かどうかもわからないので、
聞いたままこんな感じで記述してます。

それと、差別意識を増すために書いてるのでは無いので、その辺は憂慮してくださいな。