人形にまつわる怖い話 まとめ

藁人形(1)

117 :ノブオ ◆x.v8new4BM :04/01/22 10:32 前にも書いたんですが、俺は建設会社で現場作業員をしています。 ある年の年末に、道路工事の現場で働いている時のことでした。 1日の作業を終えてプレハブの現場事務所へ戻ると、 ミーティングなんかに使う折り…

危険な好奇心 前編(13)

802 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/05/07(日) 05:27:36 id:UOWDTjZwO 警官『自宅前をパトロールしてると玄関に人影が見えまして、あの女なんですけど、、 しゃがみ込んでライターで火を付けていたんですよ。玄関先に古新聞置いてますよね?』 母『い…

危険な好奇心 前編(12)

690 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/05/06(土) 04:34:37 id:BiI+Rh5RO 母は青い顔をしていた。恐らくこの時始めて『中年女』の異常性を知ったのだろう。 そうだ、あの女は異常なんだ。 きっと今も蛙を投げ込んできた後、俺や母の驚く姿を見てニヤつい…

危険な好奇心 前編(11)

551 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/05/05(金) 05:47:22 ID:8b48b6KiO 俺は慌てて電話に出た。 慎『どう?』 俺『なんか部屋覗いとったけど、どっか行った。。。』 慎『そっか、親帰って来たんか?』 俺『いや、たまたまパトカー通って、それにビビって中…

危険な好奇心 前編(10)

451 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/05/03(水) 08:46:27 id:FVrpBt6MO 玄関扉を挟んで1?程の距離に『中年女』がいる! 俺は息を止め、動きを止め、気配を消した。 いや、 むしろ身動き出来なかった。まるで金縛り状態・・・『蛇に睨まれた蛙』とはこ…

危険な好奇心 前編(9)

355 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/05/01(月) 09:38:55 id:jZMGGFeIO 俺は内心『そーなのかな?』と反論したかったが、しなかった。 それは、慎の言うとうり実は俺達が思っている程『中年女』は俺達の事を怨んでいない、忘れかけている。と思いたかっ…

危険な好奇心 前編(8)

286 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/04/30(日) 01:58:44 id:Ey4nh9XjO 慎が『なんで親が関係あるの?狙われているのは俺達だよ?!』とキレ気味に言い放った。 ちなみに慎の両親は医者と看護婦。高校生の兄貴は某有名私立高校生。 俺達3人の中で一番…

危険な好奇心 前編(7)

163 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M sage 2006/04/27(木) 06:07:52 ID:2G2sPLliO 秘密基地に近いてきて、俺は違和感を感じ、 『慎!』 と呼び止めた。 違和感 いつもなら秘密基地の屋根が見える位置にいるはずなのだが、屋根が見えない。 慎もすぐに気付いたよ…

危険な好奇心 前編(6)

311 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M 2006/04/24(月) 04:13:03 ID:5CaStqefO もうガチャガチャどころではない。曲がり角を曲がり、女が見えなくなった所で俺は慎の腕を掴み 『帰ろう!』と言った。 慎は俺の目をしばらく見つめて『あ、今日塾だっけ?帰らなやばいな…

危険な好奇心 前編(5)

295 『ハッピー・タッチ』 ◆XhRvhH3v3M 2006/04/24(月) 03:21:39 ID:5CaStqefO 続き その日から慎と帰ることになった。 その日は学校で噂の『トレンチコート女』(推定・中年女)には会わなかった。 次の日も、その次の日も会わなかった。 しかし、学校では相変わ…

危険な好奇心 前編(4)

967 本当にあった怖い名無し New! 2006/04/23(日) 03:41:01 ID:0yX4mhCZO 俺達は会話が無くなり、とりあえず山を降りた。淳は泣いたままだった。 俺は今もどこからか中年女に見られている気がしてビクビクしていた。 山を降りると慎が 『もう、この山に来るの…

危険な好奇心 前編(3)

852 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 13:45:51 id:moTdWLP+O興奮の為、明け方まで眠れず、朝から昼前まで仮眠を取り、俺達は山に向かった。 皆、あの『中年女』に備え、バット・エアーガンを持参した。 山の入口に着いたが、慎が『まだアイツがいるか…

危険な好奇心 前編(2)

810 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 05:19:30 id:moTdWLP+O 俺達はニヤニヤしながら近づいていった。頭の中で、その何者かにどんな悪戯をしてやろうかと考えていた。 その時、 『コン!』 甲高い音が鳴り響いた。 心臓が止まるかと。 『コン!』 ま…

危険な好奇心 前編(1)

801 本当にあった怖い名無し 2006/04/22(土) 03:48:18 id:moTdWLP+O 少し長い話ですが、暇な方、読んでください。 小学生の頃、学校の裏山の奥地に俺達は秘密基地を造っていた。 秘密基地っつっても結構本格的で、複数の板を釘で打ち付けて、雨風を防げる3…